収穫時期迫る、クイーンルージュ!
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収穫時期迫る、クイーンルージュ!
日差しもますます強くなり、色濃い夏の気配が迫っている。
そして、これからの時期、収穫を迎えるのが「クイーンルージュ」。
長野県が誇る、新品種のぶどうだ。
今回はクイーンルージュの魅力について触れながら、
手に入った際の楽しみ方についてもご紹介していきたい。
クイーンルージュってこんなぶどう
「長野県農業関係試験場」で生み出され、2019年に登録されたこの品種は、
なんとシャインマスカットを親に持つぶどうだ。
シャインマスカットといえば、昨今の「大粒種無しぶどうブーム」を牽引し、
長野県を始め日本各地で栽培され、その出荷量を年々増やしている品種である。
皮ごと食べられ、食感はぱりっとさくっと。
香りも爽やかなシャインマスカットは、年齢性別問わず多くの人から人気を集めている。
それを親に持つクイーンルージュも、負けてはいない。
大きな丸形のシャインマスカットとは変わって、細長い優美な形の実を持ち、
皮ごと食べられる軽やかな食感はそのまま、赤色が目に美しく香りよく、
内に秘められた甘味は、時に親以上となる。
粒も12〜13gと大きく、シャインマスカットに迫るほどだ。
まだ栽培が始まったばかりとあってか、可能性に満ちた部分が多く、
「粒が今以上に大きくなるのではないか?」
「更に鮮やかな赤色になるのではないか?」
「もっと甘味が増すのでは?」
と、期待が寄せられている。
(参考PDF 花むすび 10月号 「クイーンルージュ(ぶどう長果11)について 土壌病害に注意!」)
(参考PDF 長野県農業関係試験場 「ぶどう「クイーンルージュⓇ」の成熟特性」)
楽しみ方いろいろ!
さて、そんな魅力あふれるクイーンルージュであるが、旬は9月下旬。
農作物なので多少前後するが、味わえるのは「もうまもなく」といった感じだ。
流通量がまだ非常に少ないので、出会えたあなたは幸運だろう。
クイーンルージュは、さっと洗ってそのまま食べても美味しいが、
冷蔵・冷凍したり、スイーツに添えたりしても楽しめる。
長野県は、
シャインマスカット
ナガノパープル
クイーンルージュ
を『ぶどう三姉妹』として商標登録。積極的に売り出している。
収穫時期の近い品種であるため、長野の9月から10月は、
彩り豊か、味わい豊かなぶどうを楽しめること間違いなし。
三品種を織り交ぜたスイーツも、県内各所で開発され始めている。
これからが楽しみだ。
(参考HP 日本農業新聞 「「ぶどう三姉妹」よろしく クイーンルージュ登場 全農長野」)
クイーンルージュのこれから
ここまで、クイーンルージュの収穫時期とその魅力について説明してきたが、
いかがだっただろうか?
ぶどう界的にも珍しい赤色系で、現在長野県内のみでの栽培が許されている
クイーンルージュ。
このぶどうの活躍は、まだ始まったばかりだ。
私達「Hoshina Farm」では、
珍しいクイーンルージュの他に、シャインマスカット、ナガノパープルを育てています。
今年度はクイーンルージュの出荷予定はありませんが、来年に向け努力していく所存です。
緑と紫の芳醇なぶどうを、ぜひ、ご家庭で、贈答用でと楽しんでみませんか?
東京から北海道、沖縄、離島と全国各地に、オリジナルBOXで配送致します。
前年度は、多くの方からお喜びの声をいただきました。
今年も、ご愛玩いただければ幸いです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。