塩をシャインマスカットやナガノパープルにかけてみて！ 一味違った楽しみ方を紹介
目次
- ○ 塩をシャインマスカットやナガノパープルにかけてみて！ 一味違った楽しみ方を紹介
- ・フルーツと塩を一緒に食べるとどうなる？ 塩のはたらき
- ・シャインマスカットと塩を使った簡単デザート「ローイゲーオ」
- ・まとめ
塩をシャインマスカットやナガノパープルにかけてみて！ 一味違った楽しみ方を紹介
シャインマスカットは皮ごと食べることができ、一粒口に入れると、
上品かつ爽やかで、ジューシーな果汁を味わうことができる品種である。
シャインマスカットを使ったスイーツとしてはケーキやタルト、ゼリーなど、砂糖を使ったスイーツが思い浮かぶが、
時にはあえて「塩」を使ったスイーツを作ってみてはいかがだろうか。
よく冷やしたシャインマスカットのスイーツの作り方を紹介しよう。暑い夏にピッタリである。
フルーツと塩を一緒に食べるとどうなる？ 塩のはたらき
「シャインマスカットに塩をかけるなんて」
「しょっぱい塩をかけるなんて、本当に美味しくなるのかな？」と疑問を持った方もいらっしゃることだろう。
ではここで、塩をかけることで得られる効果を解説していきたい。
まず、フルーツに塩をかけると「対比効果」が起こる。
対比効果とは、甘みや塩味など2つ以上の味があって、かつ、
どちらか一つの味が強いときに、強い方の味をもう一つの味が引き立たせるというものである。
主な例としては、「スイカに塩」が挙げられることが多い。
スイカに少し塩をまぶすことで、塩味が、爽やか、かつジューシーなスイカの甘みをより引き立て、
さらに甘くしてくれるのだ。
注意しておきたい点は、塩をまぶしすぎないこと。
対比効果はどちらかの味（ここでいうと甘み）が
もう一つの味（ここでは塩味にあたる）より強く感じられる場合のみ、起こる現象であるためだ。
また、塩をそのままなめたときに、一瞬甘いと感じたことがある方も多いであろう。
この特性を生かしたものに「相乗効果」がある。
相乗効果とは、その名の通り2つ以上の味が合わさって、互いに引き立てあうというものだ。
塩をシャインマスカットやナガノパープルといったフルーツにかけると、
フルーツ自体が持つ甘みと塩の甘みが合わさり、よりおいしくなる。
シャインマスカットと塩を使った簡単デザート「ローイゲーオ」
季節も夏に近づき、毎日暑い日が続くようになった。
そんな日に、タイのデザート「ローイゲーオ」を作ってみてはいかがだろうか。
ローイゲーオとは、塩をまぶした果物をクラッシュアイスで冷やしたシロップと一緒に食べる、
冷たいスイーツのことである。
現地ではライチやパイナップルなどで作られることがほとんどだが、
今回は、「Ｈｏｓｈｉｎａ Ｆａｒｍ」でも栽培され、
世間的にも大人気な、シャインマスカットを使って作っていこう。
以下のレシピを参考にしていただければと思う。
【材料】
・シャインマスカット ２５０グラム
・水 ３００ミリリットル
・グラニュー糖 １００グラム
・塩 小さじ１
・氷 適量
①シャインマスカットは２分の１か４分の１サイズに切る。
②鍋にグラニュー糖と水を入れて煮込んでシロップを作る。
③シロップに塩とシャインマスカットを入れてよく混ぜ、冷蔵庫で冷やす。
④氷をファスナー付きのビニール袋に入れて、めん棒などで叩いてクラッシュアイスを作る。
⑤ガラスの皿にクラッシュアイスをしいてから、②を入れてできあがり
まとめ
これから暑い日が続きますが、時に冷やしたシャインマスカットを召し上がり、乗り切っていただけたら幸いです。
シャインマスカットの他にも、Ｈｏｓｈｉｎａ Ｆａｒｍではナガノパープルなど各種ぶどうを栽培しております。
昨年度は東京都を中心とした首都圏のほか、北は北海道、南は沖縄県、離島まで
全国各地のお客様にシャインマスカットをお届けいたしました。
今後とも、Ｈｏｓｈｉｎａ Ｆａｒｍをよろしくお願いいたします。