私達の生活を支える長距離輸送
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私達の生活を支える長距離輸送
家で気ままにネットショッピング。
ボタン一つで商品注文、決済まで行えるだなんて、便利な世の中になった。
グローバル化が進む現在、届く品物も、住んでいる場所から遠く離れた地のものばかりだ。
家から一歩も出ずに、長野県産のシャインマスカットをいただくなんて贅沢も
行えるようになった。
私達「Hoshina farm」が育てているシャインマスカットも、
様々な場所に届けられている。
今回は、快適な生活を支えてくれている「長距離輸送」について調べていこう。
輸送の仕組み
輸送にも様々な手段がある。「陸上」、「航空」、「海上」の3種類だ。
陸上は更に、トラックなどの「自動車輸送」と「鉄道輸送」に分けることができる。
シャインマスカットといった農作物は、主に自動車輸送により全国へ運ばれている。
今回は「自動車輸送」に注目して調べてみた。
まず、Hoshina farmで丁寧に箱詰めされたシャインマスカットは、
宅配業者によって回収され、地域の「営業所」に集められる。
その際、本州であれば通常宅配に、離島など遠方であればクール便に仕分けされる。
営業所からトラックに乗せられ、素早くお届けするべく高速道路を使い、夜間に移動。
「ハブセンター」と呼ばれる巨大集積所に運ばれると、
人や機械の手によって再度仕分けが行われ、またトラックに。
そこから輸送され、皆様のもとに届けられる……といった仕組みになっている。
クール便の場合、運ぶ際の温度を、
冷蔵品であれば「2℃~10℃」、冷凍品であれば「マイナス18℃以下」に保ち、
荷物の鮮度が落ちないよう細やかな管理をしている。
集積システムに、夜間運転を行うドライバー、適切な温度管理などが
私達の豊かな生活を支えてくれているのだ。
シャインマスカットは輸送に強い!
近年、シャインマスカットの栽培面積は増えてきており、
2016年では日本国内で生産されているブドウの8.7%を占めている。
増えてきている理由にも、「輸送」が関わっている。
ぶどうを運ぶ際、実に様々な問題が発生する。
例えば、「衝撃で実が割れてしまう」、「実が枝からぽろりと外れてしまう」などだ。
そういった問題に強いのが、シャインマスカットなのである。
シャインマスカットは、薄皮でありながら実割れに強く、
実が枝から外れるといったことも起こりにくい。
そして何より、日持ちがする。
こういった特性も後押しして、近年、シャインマスカットの栽培数は増え続け、
流通量も増加してきているのだ。
世界に羽ばたけ、シャインマスカット
私達の生活の基盤となっている「長距離輸送」。
その中でも「自動車輸送」に注目し調べてきたが、いかがだっただろうか。
心を配る丁寧な宅配と、輸送に強いシャインマスカットの特性が
合わさって、「家に居ながら遠方の幸を食べられる」といった
素晴らしい生活に繋がっているのだ。
シャインマスカットの美味しさと特性によるものか、
日本のブドウ輸出量も増加傾向にある。
ブドウに限って見れば、平成24年度でも輸出売上は「29億円」と目覚ましい。
日本産シャインマスカットが、世界の食卓を日常的に飾る未来も近いかもしれない。
私達Hoshina farmでは、シャインマスカットを中心に
様々なブドウ・農作物を育てています。
毎年旬になると、朝に取れたシャインマスカットを箱詰めし、
鮮度抜群の間に、全国を含む東京や離島のお客様へお届けするべく努力を重ねています。
今年も、みずみずしいシャインマスカットを皆様に味わっていただけるであれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
シャインマスカットの果樹は、旬に向かい順調に成長を重ねています。