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ブームの理由

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噂のシャインマスカット

時代の流れというのは、止められないものだ。
今では、社会的影響力のある人が、「これはいい」と一声すれば、その「モノ」「コト」がブームとなり、
人々に行き渡っていく。
かく言う筆者も、ミーハーな面があり、恥ずかしながら人の意見に左右されやすい。
当ブログをご覧になっている皆様は、流行に関して影響されやすい方だろうか?
今回は、ブームとなって久しいシャインマスカットについて書いていきたいと思う。

食べる宝石

さて、シャインマスカットが世間に登場し、一般的となったのが2006年。
先人の長年に渡る創意工夫により、数多くのブドウ品種の中から誕生した。
シャインマスカットは、味覚だけではなくその見た目の美しさから、食べる宝石とも呼ばれ、
その人気は、20年近く経った現在でも留まるところを知らない。

20年……。
最近品種登録された、まだ新しい品種とはいえ、ここまで長いブームが続くとは、
一過性に留まらない「何か」が、シャインマスカットにはあるのだろう。

シャインマスカットに関する歴史を紐解いていくと、「なるほど……」と思える様々な理由がわかってきた。
次の項目では、その「何か」について、深く深く掘り下げてみよう。

シャインマスカットに歴史あり

「シャインマスカット」という単独の品種としては、先述したように20年とまだまだ歴史は
浅くブドウ界のルーキーといった感じがする。
では、もうひとつ上の大きな項目、「マスカット」はどうだろう?
「マスカット」に関して調べていくと、悠久の時の流れを感じる壮大なドラマがあった。

「マスカット」の名前の由来はご存知だろうか?
それは香水などでもおなじみの、麝香(じゃこう)(英名 ムスク、musk)からきている。
マスクキャット(ジャコウネコ)が転じて、「マスカット」になったという一説もある。

この「musk」は世界三大美女の一人、クレオパトラが愛した香りであり、
また「マスカット」そのものも好物だったとか。
そのクレオパトラが愛した「マスカット」の品種こそ、マスカット・オブ・アレキサンドリアである。

紀元前にエジプトで発見されたというこの品種は、以来2000年以上に渡って世界中の人々の間で
ブームとなり、現代の私達の舌も楽しませてくれている。

2000年!シャインマスカットの歴史に比べたら、遥かな長い時に渡ってブームが続いている。
そしてその影に、2000年にも渡る理由としてブームに火を着ける、
現在で言うなれば「インフルエンサー」が存在していたのである。

クレオパトラが現代のSNSに触れていたのならば、流行の最先端にいた事だろう。

近代〜そして現代へ

閑話休題……。
日本においてはどうだろう?

実は、日本における「マスカット」の歴史は巨峰などのブドウ品種よりも古く、その始まりは明治時代に遡る。
ところが、マスカットは日本の気候……夏に雨が降る、に適合することが難しく、
岡山県の一部の地域においてしか根付くことがなかったのである。

時は流れ、時代は昭和初期。
マスカットに革命が起きる。新品種「ネオ・マスカット」の登場である。
もともとブドウ栽培が盛んであった山梨県を中心に「ネオ・マスカット」は栽培され、
急速に日本全国に広がり、空前絶後のブームとなった。

ブームに乗り、マスカット味のジュースやガムなどの駄菓子が数多く生産され、
現代、私達の身の回りにおいても、マスカット味のお菓子は大人気である。
筆者も幼い頃より、マスカット味のお菓子を駄菓子屋で購入した記憶があり、懐かしい思い出となっている。

まとめとして

ここまで、シャインマスカットの人気の理由を考察してきたが、いかがだっただろうか?
シャインマスカットは、時を越えて人々に愛されてきた。
時間の壁だけではなく、人々の心の思い出にも深く刻まれていることが、
シャインマスカットが愛される一番の理由ではないだろうか。

GWも終わり、季節は夏に向かって動き出した。
今年の夏も例年通り、暑い夏になると予報されている。
東京を初めとした、関東などの盆地では特に厳しい暑さとなるだろう。
そんなときに、キンキンに冷えたシャインマスカットはいかがだろうか?
本年も、全国各地からのご注文をお待ちしております。

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