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シャインマスカットも日焼けします

目次

ぶどうって日焼けするの?

人間の肌と同じように、ぶどうも日焼けを起こしてしまうことがある。
症状も人間の場合とよく似ていて、症状の進行の度合いによって果実の色が変わる。
最初はピンク色で、次第に赤くなり、最終的には焦げたような色合いへと変化して、干からびたような見た目になる。
日焼けしたぶどうは「焦げたような味」とよく例えられる。
また、日焼けは特に、シャインマスカットのような大粒の品種に起こりやすいといわれている。
今回は、日焼けの原因や対策についてまとめてみた。

日焼けの原因とは

「ぶどうの日焼けも、私たちと同じように、紫外線によって引き起こされているのではないか?」と
思われる方もいらっしゃるだろう。
しかし、近年の研究によってシャインマスカットをはじめとしたぶどうの日焼けは、紫外線ではなく
「温度」が原因で起きていることが判明した。
紫外線が果実に当たることで果実の温度が上がり、その結果先述したような症状が起きるのだ。

ぶどうは、果皮の「表組織」と、柔らかくてジューシーな果汁がつまっている「柔組織」の2つで構成されている。
果実の温度が上がりすぎるとこの組織がダメージを受け、表組織の「ワックス層」というところが変質してしまう。
ワックス層は、ぶどうの粒の表面についている白い粉状の物質・ブルームのようなものであると例えると
イメージしやすいだろうか。
ワックス層には果実の中にある水分が外に出ないように守るはたらきがあるが、変質したことで
水分をとどめておくことができなくなってしまう。
その結果、干からびたような見た目になってしまうというわけである。

対策について

では、どうしたら日焼けを防げるのだろうか。私たちにできる対策もあるので紹介していきたい。

風が抜ける土地や、北向きの斜面にぶどう畑を作ることをおすすめする。
なぜかというと、ぶどうの日焼けの主な理由が、果実の温度の上昇だからだ。
ぶどう畑に風を送っただけでも果実の温度を最大で8度ほど下げることができたという研究結果があるくらいであるため、
送風は果実の日焼け対策に有効であるといえる。
しかし、送風機を準備してぶどう畑に常時風を送り続けることは、コスト的にも難しく手間もかかる。
だから、風が抜ける土地にぶどう畑を作るといいのである。

ちなみに、温度を下げる方法としてぱっと思いつくのが地面への散水だが、散水はカビや病気発生の原因になるので
NGである。さらに、果実に水分が過剰に供給されると裂果を起こす可能性もある。
シャインマスカットには耐病性や裂果に強いという特性があるが、注意が必要だといえよう。
シャインマスカットをはじめとしたぶどうを育てる際に、房にかける袋も日焼け対策に効果的である。
袋は直射日光を遮ってくれるため、果実の温度が上がるのをある程度防いでくれるのである。

また、ぶどうの開花時期に除葉するのも有効である。
「葉がたくさん茂っていたほうがぶどうが直射日光にさらされなくていいのではないか」と思いがちだが、
葉が多すぎると空気の循環が悪くなり、湿気がこもって果実の温度が上がってしまうことがあるのだ。
直射日光もデメリットばかりではなく、ぶどうに適度な日光が当たると果実に含まれる香り成分の量が増えるという
メリットがある。

まとめ

Hoshina Farmでは、今年も東京都をはじめとする首都圏のほか、全国のお客様においしいシャインマスカットを
お届けできるように準備をすすめております。
自分へのご褒美や大切な人へのプレゼントに、大切に育てられたシャインマスカットはいかがでしょうか?
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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