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シャインマスカットの香りの正体とは? 香り成分について解説

目次

マスカット香の秘密

シャインマスカットといえば、ひとくち食べたときに口いっぱいに広がる、
なんともいえない、いい香りを思い浮かべる方も多くいらっしゃることだろう。
この香りは「マスカット香」と呼ばれていて、
シャインマスカットはその一粒一粒がまさに食べる香水のようである。
翡翠色の見た目も楽しめて、一粒で二度おいしいぶどうである。
2006年に品種登録され、比較的新しい品種であるにも関わらず、
シャインマスカットは全国各地で栽培されるようになった。
しかし、マスカット香が特徴のぶどうは僅かにしか栽培されておらず、
日本のぶどう栽培面積では2%に相当することをご存知だろうか。
なぜ日本ではマスカット香のあるぶどうがあまり栽培されていないのか。
その理由は、ぶどうの種類にあった。
マスカット香のあるぶどうは「欧州ぶどう」に分類され、黒海やカスピ海原産。
雨の少ない地中海で栽培されるようになった。
そんな欧州ぶどうを雨の多い日本で栽培したら、雨によって実が裂けたり病気になってしまう。
この、日本の気候がシャインマスカットの希少性を生んでいるといえるだろう。
今回は、そんなシャインマスカットの香りについてまとめてみた。

香りの主成分

アロマオイル

シャインマスカットには、リナロール、ゲラニオール、ネロールという3つの香り成分が含まれている。
3つとも炭素が10個、水素が18個、酸素が1個でできているが、
分子レベルで見ると少しずつ結合の形が異なっている。
少しでも結合の形が違うと、香りの成分だけでなく水への溶け方や他の成分との反応の仕方など、
大きな違いが出てくる。

リナロール

シャインマスカットに一番多く含まれているのが、「リナロール」である。
リナロールはラベンダーやベルガモットにも多く含まれており、
アロマオイルとして使われることも多い。
特筆すべきは、免疫系の働きを高めることができるという効果であろう。
リナロールは乳がん細胞や肝がん細胞などに対して強い阻害作用を示し、
がん治療への応用が期待されている成分でもある。
その他にも、抗不安作用や殺菌作用、鎮痛作用があるといわれている。

ゲラニオール

「ゲラニオール」は、バラの香りの主成分としてよく知られている成分である。
主にローズオイルに加工され、利用されることがほとんどだ。
主な効能としては、リラックス効果が有名である。
五感の中で、唯一「嗅覚」だけが人間の本能を司る器官である大脳辺縁系に直接伝達される。
この、大脳辺縁系には記憶を司る海馬という器官もあるため、
香りを感じると記憶も一緒に思い出されやすくなる。
直接感情に働きかけることができるので、ストレスや緊張を和らげることができるといえるだろう。
その他にも、ホルモンバランスを整えて生理不順や更年期障害といった女性特有の症状を和らげるはたらきもある。

ネロール

「ネロール」は先ほど紹介したゲラニオールとともに、バラやラベンダーなどに含まれている。
ゲラニオールと同じようにリラックス効果やホルモンバランスを整える効果が期待できるが、
両方とも多量に摂取するとホルモンバランスが乱れてしまうため、特に妊娠中の方は摂取を控えたほうがよい。
また、ネロールには皮膚弾力回復作用があるとされていて、皮膚のシワやたるみを防ぐ効果が期待できる。

冷蔵庫のシャインマスカットの香りが弱くなった! どうすればいいの?

冷蔵庫

買ってきたシャインマスカットを冷蔵庫や冷凍庫に保管していたら、
いつの間にか香りがなくなってしまった…‥という経験をされた方もいらっしゃるだろう。
マスカット香の主要成分・リナロールの含有量が貯蔵温度によって変化するため、
香りがしなくなってしまうのである。
じゃあ、一度香りがなくなったらもう香りを楽しめないのかと不安に思われるかもしれないが、心配ご無用。
シャインマスカットを10℃で保管し直せば、マスカット香は復活する。
マスカット香は0℃で保存していると香りが弱くなるのである。

まとめ

リラックスしたいひとときに、シャインマスカットを味わってみてはいかがでしょうか。
私達Hoshina Farmは、朝摘みのシャインマスカットを東京を中心とした首都圏のほか、
北は北海道、南は沖縄までお送りしています。
ここまでご覧いただきありがとうございました。

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