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盗難被害を防ぎましょう

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魅惑の甘み

シャインマスカットは種がなく皮まで食べることができ、爽やかな風味とスッキリとした後味が魅力的。
ひとつまみひとつまみと、手を伸ばせば手が止まらなくなりついつい食べすぎてしまう……。
この魅惑の果物、ときに人の心を狂わせてしまう禁断の果実になってしまうこともあるのです……。

最近のシャインマスカット盗難事件について

悩む女の人

シャインマスカット収穫最盛期の、とある年の9月。
長野県北信地域の農園でシャインマスカットの盗難被害が発生した。
事件が起きた深夜1時頃、その様子は防犯カメラに映っていた。
犯人と見られるグループは、両手にかごを持ち、
無造作にもそのかごの中にシャインマスカットを入れていた。
その被害、実に90房以上。被害総額は50万円以上に及ぶ。
被害に遭った農園の方によると、監視カメラやセンサーを使い防犯対策を行なっていたが、
犯人は未だに逮捕されておらず、近隣の農園でも同様の被害が起こっていた。

このニュースを聞き、私達Hoshina Farmでも他人事ではない、
今まで丹精込めて育て上げたシャインマスカットやナガノパープルを、根こそぎ持っていかれたとしたら、
楽しみにしていただいているお客様のことを考えるといたたまれない気持ちになる。
このままではいけない、私達にも盗難対策として何かできることはないだろうか?
と思いました。
次の項目では盗難対策として何ができるか考えていきたいと思います。

盗難対策

ぶどう畑

盗難防止の、本来の目的。
それは、農作物の盗難被害を防ぐだけにとどまらず、
犯罪を未然に防ぐことにより、被害者や加害者を生まないようにすることです。
その為には、盗難グループに犯罪を起こす前に、思いとどまらせることが重要です。
昨今、犯罪防止のために試みられる方法として、防犯カメラを設置することがありますが、
防犯カメラを設置することが当たり前となった世の中の為、ただ単にカメラを設置するだけでは、
盗難の抑止力になるとは限りません。
それでは、どうしたらいいのか?
「音声威嚇ライト」を活用してみるのはいかがでしょうか。
その名の通り、音声と照明で、行為者を威嚇するシステムです。
犯人が農園に侵入すると、あらかじめ録音しておいた音声が轟き、サーチライトで行為者を照らします。
おそらく、犯人はすぐに犯行をやめその場から逃げることでしょう。
防犯カメラに加えて、音声威嚇ライトを組み合わせることにより、犯罪を未然に防ぐことができます。
他にも、対盗難者向け以外に、野生動物の被害も防ぐことができる、
ネットや電気柵なども盗難グループの心理的な抑止力に繋がると考えられます。

まとめ

本ブログをたくさんの方にご覧いただくことによって、私達含め他の農園様の被害を防ぎ、
盗難防止のきっかけになることを願いブログに綴らせていただきました。
私達だけの力では、被害を完全に防ぐことはできないかもしれません、
本ブログを見ていただいた皆様のお力により、
悲しむ方や犯罪に手を染めてしまう方がいなくなることを願います。

最後に、本年も東京を中心とした首都圏をはじめ、
北は北海道から南は沖縄まで日本全国からのご注文をお待ちしております。
当ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

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