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家でシャインマスカットを育ててみませんか?

目次

シャインマスカット、家で育てられるの?

甘くておいしい、翡翠色をしたシャインマスカット。
シャインマスカットは家で育てられるのかな? と不思議に思う方もいらっしゃると思います。
しかし、湿気が少なく寒くなりすぎない環境であれば家でも育てられます。
今回は、円形のプランターに支柱を何本か立てて行なう、あんどん仕立てと呼ばれる方法について解説していきます。
ブランターと支柱、赤玉土と腐葉土を用意してくださいね。

いい苗の選び方、植え方

ぶどうの若葉

苗木は、ホームセンターの園芸コーナーや園芸店、そしてネット通販で手に入れられます。
シャインマスカットは寒さに弱い作物です。そのため、
寒い地域にお住まいの方は春に苗を選び、植え付けるとよいでしょう。
春の場合は、3月下旬頃にしましょう。
暖かい地域にお住まいの方であれば、秋に植え付けることも可能です。
10月〜11月にかけて植えることをおすすめします。

よく成長する苗の選び方、ご存知ですか?
いい苗には、3つのポイントがあります。
1つ目は、「芽の数が多い」こと。固い芽が多いほど、
これから生えてくる枝が多くなります。
2つ目は、「細い根が多く出ていること」根が多ければ多いほど
水分や栄養を吸収しやすいです。
最後に、「幹の断面が円形のもの」断面が楕円形のものは避けてください。

苗木を買ってきたら、植え付けをします。
まずは、赤玉土と腐葉土を9:1の割合でブレンドした土を用意します。
使うプランターに水はけを良くするための小石を敷き詰めてから土を入れます。
そして、前もって根をほぐし水を吸わせた苗木を植え、土を被せて完成。
寒くなりそうな場合は、土の上に藁を被せておきます。

手入れの仕方(肥料と水のあげ方)

美味しいシャインマスカットを作るためには、お手入れが欠かせません。
まず、肥料と水のあげ方について紹介します。
鉢植えの場合は、1ヶ月に1回有機肥料を与えます。
水のやりすぎには注意が必要です。
夏場は1日1回、それ以外の季節は週2〜3回がベストです。

花が咲いたら(かすいの切り取り・ジベレリン処理・摘粒)

ぶどう鉢植え

5月頃、シャインマスカットに、稲穂のような形の花(かすいと言います)が咲いたら、
かすいの剪定を行います。枝の先端についている花を残して、残りは切り取ります。
そして、残った花が満開になる頃を見計らって、ジベレリン処理をします。
この処理をしないと種のあるシャインマスカットができあがるので注意が必要です。
かすいにジベレリンを含んだ溶液を吹きかけるか、かすいを溶液に浸します。
これを、2回行います。1回目の処理をしたあと、10日〜15日空けてから2回目の処理を
行ないましょう。雨の日は、ジベレリンが流れ出てしまうので避けます。

残った花が実を結び、一つ一つの粒が大豆くらいの大きさになったら、摘粒をします。
小さい粒をとっていくのですが、このときに下から上にかけて粒の数が多くなるように整えるのを忘れずに。
摘粒後は、白味がかった袋をシャインマスカットに被せます。
シャインマスカットは皮が薄く、雨に当たると実が裂けてしまうことがあるからです。
その他にも、袋をかけることで害虫被害を防いだり、日除けをすることができます。

収穫しよう!

8月中旬〜9月上旬になったら、収穫できるようになります。
収穫の際は、シャインマスカットの軸を手でしっかり持って、ハサミで軸を切り取ります。
粒は取れやすいので、なるべく触らないようにしてください。
収穫したあとも、冬になったら枝や芽の剪定などを行います。

まとめ

手間をかけたぶん、自ら育てたシャインマスカットは、きっと美味しいですよ。
シャインマスカットの緑が、おうちをを彩ってくれます。

私達Hoshina Farmは、長野県長野市でシャインマスカットをはじめとした
各種ぶどうを作っています。
東京など全国にも発送しておりますので、ぜひいかがでしょうか。

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