美味しいブドウの見分け方
ひとことに「ぶどう」といっても、色々な種類があります。その品種の数は、なんと10,000種類以上あるといわれてます。品種ごとに果皮の色や酸味の強さ、皮ごと食べられるもの、種が入っていないもの、などなど多種多様です。国内で食べられている主な品種について、美味しく食べられるブドウの見分け方をご紹介します。
目次
- ○ 大人気！よく食べられているブドウたち
- ・① シャインマスカット
- ・② 巨峰
- ・③ デラウェア
- ・④ ピオーネ
- ○ まとめ
大人気！よく食べられているブドウたち
全国で特に生産量が多いブドウは、「巨峰」「デラウェア」「ピオーネ」そして「シャインマスカット」です。特にシャインマスカットはここ数年で生産量が10倍に伸びるなど、大変人気のある品種です。折角なら、完熟しているとても美味しいブドウを選んで食べるようにしたいですよね。しかし、どのブドウが美味しいのか、見分けるのって難しいですよね。何となくの大きさや硬さなんかで選んでしまっている方も多いのではないでしょうか？
本記事では、品種（巨峰、デラウェア、ピオーネ、シャインマスカット）ごとの美味しいブドウの見分け方をご紹介していきたいと思います。
いろいろな種類のブドウを食べ比べてみるのも楽しそうですね。それぞれのブドウの特徴を見ていきましょう。
① シャインマスカット
Point❶ 色が若干黄ばんでいること
これは意外に思われるかもしれませんが、シャインマスカットは黄ばみがある実の方が甘いです。極端に小さい粒はまだ未熟のものである可能性が高いですが、大きい粒で黄色っぽい実は他の緑色の粒よりも甘いです。
好みにもよると思いますが、甘い方がお好きな方は是非選んで食べ比べてみてください。
Point❷ 色付きのバランス
これはシャインマスカットに限ったことではありませんが、ブドウは軸から遠い先端にある粒ほど、栄養が行き渡りにくいです。つまり、全体の粒がバランスよく色づいているということは、満遍なく栄養が渡っていることの証拠と言えますのでそういった房を選びましょう。
Point❸ ブルームがあること
ブルームとは、「果実に含まれている脂質から作られたろうが表面に出てきた白い粉っぽいもの」です。農薬ではありません。これはブドウを病気から守ったり、鮮度を保つ働きような働きがあります。つまり、この白っぽい粉がついている実の方が、健康な状態であるといえ、美味しい実だと言えます。
Point❹ 皮にハリがあること
水風船の中に水がパンパンに入っているとハリがあるのと同じように、実に果汁がたっぷり入っていると皮にハリが出ます。
実を軽く触ってみたときに、柔らかくなっているようなものは、鮮度が落ちている可能性が高いので購入は避けましょう。
② 巨峰
Point❶ ブルームがあること
またまた出ました、ブルームです。シャインマスカット同様に重要ポイントです。
Point❷ 軸が太いこと
軸は、実を支えるいわば土台です。大きな実ができれば、当然ながら実は重くなります。もし軸が細いと実の重さに耐えきれずにちぎれてしまいます。粒の重さや天候に耐えられる太い軸があるということは、それだけ実の詰まった実を有している房であることの証拠ですね。
Point❸ 粒の大きさのバランスが良い＆形が丸い
粒の大きさがそろっているということは、どの粒もバランス良く育っており、熟し度にムラがないと言えます。
粒の形については、丸い形の粒が良いです。生育過程で、虫に実を食べられたり、うまく栄養が行き届かないと形が崩れるので、丸い粒は健康に育った粒であるということが言えます。
③ デラウェア
Point❶ 果皮の色が濃い
デラウェアの特徴は、巨峰に比べてやや明るい色の実を実らせる点です。この色が重要です。赤紫色がより濃いものを選びましょう。
他のポイントは巨峰と同様です。
④ ピオーネ
Point❶ 実がまばら
これは意外に思われるかもしれませんが、まばらで隙間がある方が美味しいです。なぜなら、隙間があるほうが、一粒ごとに陽が当たって甘味が増します。手にとってよく見ないとなかなか見つけるのが難しいと思いますが、是非試してみて下さい。
他のポイントは巨峰とデラウェア（紫系のブドウ）と同様です。
まとめ
如何でしたでしょうか？是非、記事を参考にして美味しいブドウを食べてみてください。
Hoshina Farmでは、季節に応じた様々な果物・野菜を産地直送でお届けしております。特に東京にお住まいのお客様からは、場所も比較的近いため、新鮮な状態でお送りできるのでよくご注文頂いております。
皆様からのお問い合わせ心よりお待ちしております！